2013年6月4日火曜日

展示会見て歩記2;Pharmatec Japan 2013(ファーマテックジャパン)他


2013424日(4/244/26開催) 場所:東京ビックサイト

【展示会概要】

以下5つの展示会の併設

CPhl Japan2013(国際医薬品原料・中間体展) ICSE Japan 2013(製薬業界受託サービスエキスポ)、P-MEC Japan 2013(源薬・中間体機器/装置展)、BioPh Japan 2013(バイオファーマジャパン)、Pharmatec Japan 2013(ファーマテックジャパン)

東京ビックサイト東ホール全体を使用し、展示会ごとに展示場所はおおまかに区切られているが、実質は一つの展示会とみてよい。CPhl Japan2013関連の展示面積が一番広く
China, Scotland, UK, Italia, Korea, Indiaの展示区分けがあり各国の企業がそれぞれに所属するエリアで展示を行っている。展示面積が一番大きいのは中国で、次に韓国、イタリアの順番インドは4番目だが「インド製薬・化学企業とのパートナーシップ構築を成功させるための秘訣」というセミナーは、観客が入りきれず(100名の会場)セミナールームの窓から聞く人が出てきて関心の高さをうかがわせた。

分析機器メーカはBioPh Japan 2013 Pharmatec Japan 2013に展示。
分析機器で目立ったのは、小型携帯型のラマン分光器、リガク、サーモフィッシャー、B&Wが展示、ほとんどが原薬の受け入れ検査用で、透明な袋、ガラス瓶に入った原薬を外部から分析できることを特長として強調していた。一方アジレントは携帯型FTIRを展示していた。分光分析のもう一つの大きな領域である近赤外分光器については、ケツト科学が近赤外成分計KTE1050(波長範囲640-1050nm)を新製品として展示、富士フィルムが既設設備として近赤外分光分析計を紹介していた以外は、特に展示はなかった。

受け入れ検査の展示が多い背景は、PIC/S Annex8に日本が加盟申請していることがあるように思える。

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