2013年9月27日金曜日

<展示会見て歩記>(6);JASIS(2013) (旧分析展/科学機器展)


9/5, 6開催日9/49/6幕張メッセ国際展示場
【展示会概要】

分析機器・科学機器におけるアジア最大級の展示会であるJASIS2013に参加した。参加者は3日間合計で2300名であり、昨年よりわずかに減ったが盛況であった。併催の新技術説明会の光分析の発表件数(オフィシャルガイドによる)をみるとラマン(含む蛍光)15件、赤外・近赤外9件、紫外可視8件、原子吸光5件、ICP関連3件、その他3件となっている。分光分析に関する展示も、新技術説明会の発表件数分布に比例するような形で、ラマンの展示が目立った。ピッツコン等ではすでにあるが、Heritage Corner(分析機器・科学機器遺産コーナー)があり、分析機器発展の歴史が判るのも興味深い。この展示会は大学、研究所等の小間、発表が多いのも特徴の一つ。化学、医薬業界を対象にした展示が多く、これらの業界が分析計の大きな市場であると推測できる。全体に小型化した新製品が多く、NMRFTIR, Raman等に小型、ポータブルを特徴とした製品が見られた。

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